SUZUKID アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)の特徴は?仕様や消耗品も解説!

メーカー:

型式:SAYI-120G

アーキュリー120ジェネ

SUZUKIDの100V専用インバータ半自動溶接機。ノンガス・ガス兼用で、半自動溶接に加えて手棒(MMA)溶接にも対応した3WAYモデル。鉄・ステンレス・アルミニウム・鋳物の溶接が可能。8.0kgの軽量設計で、大巻ワイヤ対応やインチング機能など充実の機能を搭載。

スター電器製造株式会社のDIY向け溶接機ブランド「SUZUKID(スズキッド)」から、100V専用のインバータ半自動溶接機「アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)」が登場しました。ノンガス・ガス兼用で、半自動溶接に加えて手棒(MMA)溶接にも対応した多機能モデルです。この記事では、SAYI-120Gの特徴や仕様、評判、消耗品について詳しく解説していきます。

目次

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)の特徴

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)は、SUZUKIDの100V専用インバータ半自動溶接機です。ノンガス・ガス兼用で、半自動溶接だけでなく手棒(MMA)溶接にも対応しています。鉄・ステンレス・アルミなど幅広い素材を溶接でき、DIYから軽作業まで幅広く活用できるモデルです。

100V専用で8.0kgの軽量コンパクト設計

SAYI-120Gは本体重量わずか8.0kgの軽量設計で、持ち運びが非常に楽です。本体寸法も幅168×奥行440×高さ315mmとコンパクトで、ガレージや作業場での収納にも困りません。トーチ・アースケーブルは取り外し可能なため、移動や保管時にさらに便利です。100V専用なので、家庭用コンセントに差し込むだけですぐに溶接作業を始められます。

ノンガス・ガス兼用+手棒(MMA)溶接対応の3WAY仕様

SAYI-120Gはノンガス半自動溶接、ガス半自動溶接、手棒(MMA)溶接の3種類の溶接方式に対応しています。ノンガスワイヤを使えばガスボンベ不要で手軽に溶接でき、ガスを使用すればスパッタの少ないきれいな溶接が可能です。さらに手棒溶接にも対応しているため、被覆アーク溶接棒を使った溶接もこの1台でカバーできます。溶接可能な素材は鉄・ステンレス・アルミニウム・鋳物と幅広く、様々なDIYシーンに対応します。

大巻ワイヤ対応・インチング機能など充実の機能

SAYI-120GはΦ200の大巻ワイヤに対応しており、φ0.6/φ0.8用ローラーが付属しています。頻繁にワイヤ交換する手間が省け、長時間の作業にも対応できます。また、ワンタッチガスバルブを搭載しており、ガスホースの脱着が工具不要でスピーディーに行えます。インチング機能も備えており、ボタンを押すだけでワイヤがトーチ先端まで自動送給されるため、セッティングが非常に簡単です。手棒溶接時にはVRD電撃防止装置、ホットスタート機能、アークフォース機能も搭載されており、安全性と使いやすさの両方が確保されています。

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)の仕様

型式SAYI-120G
本体寸法幅168 × 奥行440 × 高さ315mm
重量8.0kg
入力電圧単相100V
定格周波数50Hz/60Hz
定格入力電流半自動:37A / MMA:29A
定格入力容量半自動:3.7kVA / MMA:2.9kVA
定格出力電流半自動:DC 120A / MMA:DC 80A
出力調整範囲半自動:20A〜120A / MMA:10A〜80A
定格使用率20%
溶接可能材料鉄・ステンレス・アルミニウム・鋳物
ノンガス/ガスノンガス・ガス兼用
トーチケーブル2.5m
アースケーブル2.0m
電源ケーブル3.0m
付属品チップΦ0.8(2個)
本体装着済み消耗品チップφ0.8用
SAYI-120G 仕様表

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)はどれぐらいまで溶接ができる?

SAYI-120Gの溶接可能板厚は以下の通りです。100V専用モデルですが、ノンガスで鉄なら最大4.0mmまで溶接可能で、DIY用途としては十分な能力を持っています。

素材溶接方式溶接可能板厚
ガス0.6〜3.5mm
ノンガス0.6〜4.0mm
MMA(手棒)1.2〜4.0mm
ステンレスガス0.6〜3.0mm
ステンレスノンガス0.8〜1.5mm
ステンレスMMA(手棒)1.2〜4.0mm
アルミニウムガス1.0〜2.0mm
鋳物MMA(手棒)2.0〜4.0mm
SAYI-120G 溶接可能板厚

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)は家庭用コンセント(15A)で使用が可能?

SAYI-120Gは100V専用モデルですが、半自動溶接時の定格入力電流が37Aのため、家庭用コンセント(15A)では使用できません。半自動溶接で使用する場合は30A以上のブレーカー回路が必要です。ただし、手棒(MMA)溶接時は定格入力電流が29Aと半自動時より低くなりますが、それでも15Aを大幅に超えるため、いずれの溶接方式でも延長コードの使用は避け、壁コンセントから直接接続することを推奨します。また、使用する際はブレーカー容量を確認し、必要に応じて専用回路を設けることをおすすめします。

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)の評判・評価

SAYI-120Gは2025年発売の新製品のため、SNS上での口コミはまだ限られていますが、SUZUKIDのアーキュリーシリーズは信頼性の高さで定評があります。以下はSNSでの評判です。

【ツイートURL_1】
【ツイートURL_2】

SAYI-120Gは100V専用ながら最大出力120A(半自動時)と十分なパワーがあり、ノンガス・ガス・手棒の3WAY対応で使い勝手が良いと好評です。8.0kgの軽量設計やインチング機能など、初心者にも扱いやすい機能が充実している点も評価されています。

他製品との違いについて詳しく解説

SAYI-120Gと似たスペックのSUZUKID製品を比較してみましょう。用途や予算に合わせて最適な機種を選ぶ参考にしてください。

アーキュリー160ジェネ(SAYI-160G)との違いについて

SAYI-160Gは200V専用モデルで、SAYI-120Gの上位機種にあたります。200V電源を使用することで最大出力160A(半自動時)と高出力で、定格使用率も20%と同等です。200V環境が整っている方で、より厚い板の溶接や長時間の作業が必要な場合はSAYI-160Gが適しています。一方、100Vコンセントで手軽に使いたい方にはSAYI-120Gがおすすめです。

項目SAYI-120GSAYI-160G
入力電圧単相100V単相200V
本体重量8.0kg7.9kg
定格出力電流(半自動)DC 120ADC 160A
定格出力電流(MMA)DC 80ADC 150A
出力調整範囲(半自動)20A〜120A20A〜160A
定格使用率20%20%
溶接可能板厚(鉄・ノンガス)0.6〜4.0mm0.6〜5.0mm
ノンガス/ガスノンガス・ガス兼用ノンガス・ガス兼用
SAYI-120GとSAYI-160Gの比較

アーキュリー80ノヴァ(SAYI-80N)との違いについて

SAYI-80Nは同じ100V専用のインバータモデルですが、ノンガス専用でガス溶接には対応していません。手棒(MMA)溶接には対応していますが、出力は半自動で最大100A、MMAで最大60Aと、SAYI-120Gより控えめです。ガス溶接やアルミ溶接が不要で、よりコンパクト・軽量(7.5kg)なモデルを求める方にはSAYI-80Nが向いています。ガス溶接やアルミ溶接もしたい方、より高い出力が必要な方にはSAYI-120Gがおすすめです。

項目SAYI-120GSAYI-80N
入力電圧単相100V単相100V
本体重量8.0kg7.5kg
定格出力電流(半自動)DC 120ADC 100A
出力調整範囲(半自動)20A〜120A30A〜100A
定格使用率20%35%
溶接可能板厚(鉄・ノンガス)0.6〜4.0mm0.6〜4.0mm
ノンガス/ガスノンガス・ガス兼用ノンガス専用
アルミ溶接対応(ガス使用時)非対応
SAYI-120GとSAYI-80Nの比較

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)の消耗品・オプションはどのようなものがある?

SAYI-120Gで使用する消耗品とオプション品をまとめました。溶接ワイヤ・チップ・ノズルなどは消耗品ですので、予備を用意しておくとスムーズに作業が進められます。

溶接ワイヤ

ノンガスワイヤF-1 軟鋼用 φ0.8×0.8kg PF-01

SAYI-120Gで最も使用頻度が高い軟鋼用ノンガスワイヤです。φ0.8の標準的な太さで、鉄の溶接に幅広く使用できます。ガスボンベ不要で手軽に溶接できるので、DIY初心者にもおすすめです。

ノンガスワイヤF-1 軟鋼用 φ0.6×0.8kg PF-04

φ0.6の極細ノンガスワイヤで、板厚0.6mmからの薄板溶接に対応します。薄い板の溶接で溶け落ちを防ぎたい場合に最適です。SAYI-120Gはφ0.6用ローラーが付属しているため、すぐに使用できます。

ノンガスワイヤF-1 軟鋼用 φ0.8×3kg PF-51

φ0.8のΦ200大巻ノンガスワイヤです。SAYI-120Gは大巻ワイヤに対応しているため、頻繁にワイヤ交換する手間を省くことができます。作業量が多い方におすすめです。

ノンガスワイヤ ステンレス用 φ0.8×0.45kg PF-12

ステンレスのノンガス溶接に使用するワイヤです。ステンレスのノンガス溶接は軟鋼と比べて溶け込みが浅く、ビードが盛り上がる傾向がありますが、補修やDIY用途では十分に実用的です。

ソリッドワイヤF-3 軟鋼用 φ0.8×0.8kg PF-22

ガス溶接(CO2/MAG)時に使用する軟鋼用ソリッドワイヤです。ガスを併用することで、ノンガスワイヤよりもスパッタが少なく、きれいな仕上がりが得られます。

チップ

ノンガス用チップ φ0.8×5個入り P-601

SAYI-120Gの標準チップです。ノンガスワイヤφ0.8使用時に必要な消耗品で、使い続けると穴が広がって溶接品質が低下するため、定期的な交換が必要です。

極細チップ φ0.8×5個入り P-608

ノンガスワイヤφ0.8使用時の極細タイプチップです。極細チップを使用する際は、ノズルも極細タイプに交換することが推奨されています。

極細チップ φ0.6×5個入り P-618

φ0.6のノンガスワイヤ(PF-04)使用時に必要な極細チップです。薄板溶接を行う際にはこのチップとPF-04ワイヤを組み合わせて使用します。

ソリッド用チップ φ0.8×5個入り P-605

ガス溶接時にソリッドワイヤφ0.8を使用する場合のチップです。ノンガス用チップとは互換性がないため、ワイヤの種類に応じて使い分けてください。

オプション品

アルミトーチ STD-ALT25

SAYI-120Gでアルミ溶接を行う場合に必要な別売のアルミ専用トーチです。アルミワイヤは柔らかく通常のトーチでは送給が安定しないため、アルミ溶接にはこの専用トーチが必須です。

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)は3WAY対応で初心者にもおすすめの溶接機(まとめ)

アーキュリー120ジェネ(SAYI-120G)は、100V専用ながらノンガス・ガス・手棒の3WAY溶接に対応し、鉄・ステンレス・アルミ・鋳物と幅広い素材を溶接できる多機能な半自動溶接機です。8.0kgの軽量設計で持ち運びやすく、大巻ワイヤ対応やインチング機能など使い勝手にも優れています。VRD電撃防止装置やホットスタート機能といった安全・便利機能も搭載されており、DIY初心者から経験者まで幅広くおすすめできる1台です。SUZUKIDの信頼性の高い製品で、これから溶接を始めたい方にとって心強い選択肢となるでしょう。

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